初めてのこと・その2
シルバーウィークに、長年憧れた北アルプス・穂高岳主稜線の登山に挑みました。大キレット、涸沢槍直下など登山者界隈では難路とされる岩稜が続きます。不用意な一歩、一手が命取りとなるヒリヒリするような緊張感が数時間続き、ようやく抜けた、と思えた瞬間、ほわーとした充実感に満たされました。この歳でもなお、初めてのことに出会えた喜びです。それを味わいたくて、ついあちこちの山へ向かってしまうのかも知れません。
そして、緊張の面持ちで初めてやってくるお子様をお迎えする幸せ、また、初めてのことに挑む子どもたちを見守る幸せ、そういったものを味わいたくてこの教室を続けている、これはぜったい間違いないです!
余談ですが、先日、長年通い慣れたスーパーの駐車場から発車してすぐ、後方から覆面パトカーが赤色灯を点灯しながら近づいてきてマイクで何やら発声しています。え?まさか私を?と血の引く思いで路肩に停めたら、なんと「先ほどスーパーの前で一時停止しませんでしたね?」と。近くで起きていた事故処理の様子に気を取られ「止まれ」を素通りしていたのでした。こういう「初めて」はダメですね。ほんのちょっとの不注意が高い授業料となりました。

